ひとりごと

投稿日:2016年02月17日 投稿者:

10年少々前にある販売会社のA氏が来店し「あれ、まだLPレコードの

プレーヤーを展示しているのですか?今の時代にめずらしいですね」

「LPレコードを聞かせるところなんてもうほとんどないですよ」

と自社製CDプレーヤーの優秀性を熱弁しLPレコードは生きた化石とばかりに

時代遅れを強調したのだった。

 

が昨今のLPレコードの盛況ぶりはどうだろう単にレコードが売れるだけでなく

プレーヤーはもちろん関連アクセサリーの新製品も続々と登場している。

この状況をA氏はどのように思っているのだろうか・・

そのCDディスクでさえも売れなくなった現状では単純に「一過性ですよ」

と切り捨てるには無理がありそうだ。

 

当時「レコードプレーヤーは粗大ゴミで捨てた!!」がレコードは捨てるのは

もったいないので誰かもらってくれないかもう聴くことは無いといった話はよくあった。

それが最近になってレコードをまた聴きたくなった「捨てたことを後悔している」と言う。

プレーヤーは新しく買えばいいが手放したレコードに再会できる可能性は悲しいかな

ほとんど無いだろう。

 

デジタル技術は音に限らず世界を一変させたのは確かでもオーディオ機器での

ハードルは高く、大きく進歩したと言われるハイレゾ音源でさえ

脳の報酬系活動による楽しさや美しさを感じさせる道のりはまだ遠い。

それは再燃するLPレコード人気が何より物語っているのでは・・・・

 

1968年版  LPレコード・シュワンのカタログ

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