こだわりのLPレコードへ

投稿日:2016年02月28日 投稿者:

LPレコードの超低温物性処理(クライオ)が完了し予定どうり帰着したので

早々に開封して比較試聴しました。

梱包を開封してLPを取り出すとまだ冷たさを感じる状態でした。

比較したのは同時期プレス(1975年)の同じレコード2枚で1枚は処理したもの

もう1枚は処理してない通常盤で日本コロムビア盤木村好夫の

「ギターひとすじ・心の演歌」です。

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年代からして録音からカッティングまでデジタル変換の絡まない純粋なアナログ盤と思われます。

 この2枚のLPは処理前に一度比較試聴してその差を確認していましたので

処理後の違いが明確に聞き取れました。

同時期の同じLPとはいえプレスの順番が早い遅いで微妙な違いは出てきますから

それを確かめておく必要がありました。

 

がその必要はなかったくらいの音質差には驚くほかありませんでした。

弦を弾いた時のスピード感や残響の空気感に以前は感じなかった細やかな艶っぽさと

奥行きが展開されました。その音質は高分解ではありながらふくよかで

マスターテープの音を彷彿させるものがあるように感じました。

 

主成分が塩化ビニールのLPレコードに物性処理がどのような変化をもたらしたのでしょうか?

ボーカルのLPを処理した知人は、このLPは「声がもっときつかった」が

おだやかになっていると満足そうでしたが自分の装置で聞けばもっと別の違いにも

気が付くのではないのでしょうか・・・・

 

まだ僅かな試聴にすぎないのですが個人的に処理することで気づいたのは

レコード盤のスクラッチノイズなどに対する治療的効果があると言うより

お気に入りの1枚には気づかなかった奥深い再現力がまだまだ秘められていた

ということでした。そしてクライオ処理後のLPをエルン「妙」クリーナー液で

仕上げれば最上のお気に入りLPレコードの誕生となることでしょう。