DD55000

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自作ネットワークで長年楽しませてもらったJBL初期型エヴェレストDD55000を
元のオリジナルネットワークに戻しました。元々音像定位に気に入らないところがあり
新たにシンプルな3WAYネットワークをZAIKA製空芯コイルやITTのペーパーコンデンサー
を使用して製作し20年近く楽しんできましたがそろそろオリジナルに戻しておかねばと
助手の手を借りて本来のエヴェレストの音を蘇らせました。
ところが音の定位も当時思っていたほどは悪くない・・・何で?
初期出荷時に配線ミスで位相ズレが起きていたが今回の再結線で正常になった・・・?
考えにくいが経験上あり得ます・・・・

1976~頃 M社に25㎝ウーハー2本搭載(ダブルウーハー)のやや大型のスピーカーがありました。
(記憶が正しければMarantz Inperial 9)
ダブルウーハーだから低音はしっかり出るだろうとあるユーザーに販売したのですが意に反し
誰が聴いても分かる程の低音不足に一同唖然とし声も出なかった。
何でダブルウーハ―でありながらしっかりとした低音が出ないのか理解に苦しんだ。

後に判明したのは両CHとも2本のウーハーの接続が逆相接続になっており
互いに打ち消しあい理論上では低音は±ゼロの状態だった。これでは真面な低音が出る訳がない
それも片側1台だけの配線ミスならもう1台は正常で力強い低音が出るのだから異常には
誰もが気がつく。ところがご丁寧に左右2台とも同じ配線ミスを犯していたので
悲しいかな当時社員でまだ経験の浅い自分にはすぐには分からなかった。
38年前のDD55000もそうだったのか?











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