東方便り❻

ブログ

オーディオの失敗 その1
長年憧れていたオーディオ機器を手にしたときの喜びは他に例えようが無い。
わくわくするような高揚感、いい音がするに違いないとの期待感
これで苦労が報われるという安心感や達成感。子供がおもちゃを買ってもらった時と同じである。
長年憧れていたフロア型サンスイSP505J(JBL30CmフルレンジD123搭載)を手に入れた。
今までのサンスイSPX1はブックシェルフでありまるで大きさが違う。
箱が重い、いい音がするに決まっている。なんたって世界一のジムランである。
音を出してみた時の気持ちは今に忘れない

正直ホットしたのを覚えている。当時は京都に住んでいて寺町筋にオーディオ販売店が集まっていた。例によって仕事そっちのけでよく出かけて自分ちの音と比べるためである。
当時はバックロードホーンの大流行で足しげく通ううちに疑念が沸くSP505Jと何かが違う
迫力が違う音が前にでてくる、シンバルのアタックの音が違う、ベースの弦のうなる音がちがう
そうかこいつらは2WAY3WAYなのだ。元来私はよく深い人間である505Jはユニットが交換できる
と取説にある、これはやらざるを得ないユニットをLE14Aと175DLHに交換した。
今思うとD123はフルレンジでバランスは悪くなかったが 2WAYにしたのでレンジは広がった。

スピーカーの最大入力大はきくなったので迫力は増したがナンカ違う・・想像していたのと違う
まるで二つのスピーカーが別々に鳴っているようだ。無駄な買い物だったか。
SP505Jを購入して2年で岡山に転勤になった。問題はこれからである。
今の私が当時に戻れるなら絶対にD123を手放すことはなかっただろう………続く
Y.O

コメント

タイトルとURLをコピーしました