東方に住む友人のコラム⑯です。
ALTEC A5+JBL2405=?我が家のA5は515B+288C(24Ω)+311-90の構成になっており
1985年O氏さんが組んだものだ。マルチアンプから1991年にアルテック純正ネットワークに変更
さらに2000年にZAIKAのネットワークを採用しこれで一応終わり、実に15年かかったことになる。
オーディオはキリがない。金と時間さらに忍耐を要する。暫く聞くうちに何となく高域が
物足らなくなく感じ始めた・・・誰に聞いてもJBL2045しか無いという・・・
金の成る木がある分けではないが良いというならやらねばなるまい、JBL2405を追加する。
それから24年。秋らしくなってきた約6か月ぶりにアンプに灯を入れた。
久しぶりに聞くA5の音である「こんなものかな、何かボーボーいっている」
CDを2枚聞いて電源をOFFに立った時2045の左チャンネル線が外れているに気が付いた
???えぇぇぇ!
こんなことを思い出した、ある時仕事をサボってOクラオーディオへ行った。
なにやらOさんが難しい顔をして腕を組んで唸っている。どうしたと聞くとフルレンジユニットを
平面バッフルでテストしていると言った。ユニットはアルテック409-8E、JBL LE8T、
グッドンAXIOM-80だったと思う。聞かせてもらった、一番つまらなかったのはJBLだった。
JBLを神器のように育った私にはかなりショックであったこいつは高域が出てない。
他はツイターがついている、素人ながらOさんを煽り止せばいいのにLE8Tに2405(075だったかもしれない)を付けてみた。残念なことにさらに酷くなった・・・・・・ということは
A5に2045を付けるは正解かどうかを今度の真空管の聞き比べでの一つのポイントにした。
+2405は軍隊が行進しているようで綺麗で揃っている破綻がなく整列行進である。
2405を外すとレンジは狭くなるが生き生きとなっている音場も狭くなるが躍動しているのである。
シンバルのアタックの音が聞きたくて2405を付けたが、ない方がアタックの音が太くて
コツコツ(アタックの強弱が分かる、きれいにシンバルがシャーンと鳴るのか、
スティックのアタック音が表現されるのか)そしてそもそもALTECとJBLでは音色が違うわな。
本当に2405を追加する必要があったのかピアノで和音を弾いた時一つの音の塊として聞こえるのか
和音を構成する音が個別に聞こえるか。そして次の日改めて聞いてみる
音が静かになったザワザワ感がない。
おまけ 生前母親が補聴器を買うというのでついていった。
事のついでに私の耳もテストしてもらった9000Hz位から怪しくなり
12000Hzは聞こえなかった。
決定!2405は追放です。 Y.O
ALTEC LANSING A5 2WAY SYSTEM

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